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おうちで簡単ケア!嫌がる猫の爪切りコツを解説。爪を切らなければいけない猫以外のペットにも!

目次

猫の爪切りについての基礎知識

猫の爪切りの理由と重要性、そもそも猫って、爪切りをする必要あるの?

猫には自然な爪磨きのために爪を研ぐ行動がありますが、室内飼いの場合や爪が過度に成長したり、家具や人に傷をつけてしまう場合などは、爪切りが必要になることがあります。また、爪を切ることで、屋外での運動不足や環境ストレスによって爪が長く伸びることを防ぎ、爪トラブルを予防することができます。
爪切りは獣医やトリマーに頼むこともできますが、飼い主自身が行うことも可能です。ただし、注意深く行うことが重要です。 

猫の爪切りの頻度

猫の爪の成長は個体差があるため、一概に何週間おきに爪を切るということはできません。しかし、普通では3週間から1か月に一回程度が目安となります。猫が自分で爪を研ぐことができる場合でも、定期的な爪切りは必要です。

猫にあった爪切りの準備手順

必要な道具の準備

猫の爪切りには、猫用の専用の爪切りや、肉球を守るためのマットが必要です。また、猫をリラックスさせるためのお気に入りのフードやおもちゃ、毛布も用意しましょう。

猫をリラックスさせる

爪切り中、猫を落ち着かせるためには、お気に入りの場所で行う、静かな音楽を流す、軽くマッサージをするなどの方法があります。猫が嫌がる場合は一旦中止し、別の日に再度やり直すことをおすすめします。

猫の爪切りの方法

正しい爪切りの手順

猫をリラックスさせ、爪を傷つけないようにするためには、正しい手順を守ることが大切です。

  1. あらかじめ、猫のお気に入りのフードやおもちゃなどで気をそらします。
  2. 猫を後ろから抱え、自分のひざの上に乗せます。足先を持ち、一本ずつ爪を出します。
  3. 肉球を押して、必要な部分だけ爪を切ります。短く切りすぎないように注意しましょう。
  4. 爪切り後は、猫を褒めてあげましょう。ご褒美も効果的です。
  5. 猫が爪切りで暴れる理由

猫が嫌がる理由

猫が爪切りを嫌がる理由は、爪切りが痛いと感じることや、抱き方や姿勢が不安定でストレスを感じることが挙げられます。また、猫は野生の本能から、自分の爪を武器として使いたいという欲求があり、爪を切ることがそれに反することと感じることもあります。

怒った猫を静める方法

猫が嫌がって暴れた場合、獣医師は、猫を抱きかかえたまま、猫に話しかけたり、撫でたり、おやつを与えたりすることを勧めています。また、猫が落ち着くまで時間をかけて、爪切りを中断することも必要です。猫のストレスを減らすために、爪切り前に十分にリラックスさせる工夫をすると良いでしょう。

スムーズに爪切りを行うためには、道具にもこだわる。

まず、品質の良い爪切りを選ぶことが重要です。安価な爪切りは切れ味が悪く、猫の爪を痛める可能性があります。また、使いやすさやハンドルのグリップなども考慮して選ぶと良いでしょう。

爪切りを行う際には注意深く行い、爪の血管部分である「クイック」を切らないように気をつけながら、短く切ることが重要です。もしクイックを切ってしまった場合は、出血してしまうので獣医に相談することが必要です。 

普段から足をさわられることに慣れさせておく

猫が爪切りを嫌がることはよくあることですが、普段から足を触られることに慣れさせることで、爪切りをする際に猫が大きなストレスを感じる可能性が減ります。
まず、猫がリラックスしている時に足を触ることから始めましょう。優しく足を触れて、褒めたりおやつをあげたりして、猫が足を触られることに慣れるようにします。

また、爪を切ること自体が猫にとって不快な体験であるため、爪切りには少しずつ慣らしていくことが重要です。最初は爪を触るだけから始めて、次第に爪切り器を使ったり、爪を切ることに慣れさせていきましょう。


定期的に爪を切ることで、猫の爪が過度に伸びることを防ぎ、家具や人に傷をつける可能性を減らすことができます。ただし、猫が苦手意識を持つ場合は、無理に爪切りをすることはせず、ゆっくりと慣らしていくことが大切です。 

猫に爪切りを嫌がられる場合、普段から足を触られることや触れることに慣れさせておくのが良い方法です。まずは猫の好きな時間や状況で少しずつ足を触る練習をしてみてください。また、その際に愛情を込めて触ることで猫が信頼を持ちやすくなります。徐々に触れる時間を長くしていき、ストレスをかけずに慣れさせるようにしましょう。そして、爪切りを行う際にはリラックスさせるためにお気に入りのおやつやおもちゃを使うと効果的です。猫が安心しているときに爪切りを行うことで、ストレスを軽減しやすくなります。常に猫のリラックスを考えつつ、ゆっくりと慣れさせていくことが重要です。 

爪切りの代わりにできること

爪とぎを利用する方法

猫が自然に爪とぎを行う場所を用意することが、爪切りを代替する方法の一つです。例えば、キャットタワーやキャットスクラッチャー、またはDIYで作成した自家製の爪とぎ場を設置することができます。爪とぎが嫌いな場合は、爪や爪先を目立たなくするカバーを使用して、家具を保護することもできます。

他の爪切り方法

爪切りが苦手な場合は、爪切りに代わる方法もあります。例えば、クリッパーやホップカット(爪きりのようなもの)を使用することができます。また、獣医師に相談して、猫用の爪削りをレンタルすることもできます。ただし、これらの方法でも猫が嫌がって暴れることがあるので、猫に合わせた方法で行うことが大切です。

爪抜きは絶対にやってはダメ!

 猫の爪切りは慎重に行う必要があります。爪抜きで爪を抜くと、猫にとって非常に痛い経験となり、以降トラウマになってしまう可能性があります。飼い主との信頼関係を無くしてしまう事にもなりかねません。
また、爪が抜かれることで感染症のリスクも高まります。どうしても猫の爪切りがうまくできない場合は、専門家にお願いすることをお勧めします。

爪切りがうまくいかなかった場合の対処法

猫の動きが活発な時間帯は避ける

猫の動きが活発な時間帯は、一般的に朝や夕方、夜になります。
このような時間帯には猫が元気になり、遊んだり駆け回ったりすることが多いです。そのため、爪切りを行う際には猫が静かになる時間帯を狙うことが重要です。
また、猫の性格や環境によっても活発な時間帯は異なるため、飼い主は猫の生活リズムを観察し、最も静かな時間帯を見極める必要があります。爪切りを行う際には、猫がリラックスしている時間帯を選ぶことでストレスを最小限に抑えることができます。

1回の爪切りで全部の爪を切ろうとしない

猫の爪切りは、通常、1回で全部の爪を切るのではなく、1回につき数本ずつの爪を切ることが推奨されています。
猫に一度に全ての爪を切られるとストレスがかかることがありますので、優しく、慎重に行うことが大切です。
また、トリミング中に猫が急に暴れたりするとけがをする可能性もあるため、猫の機嫌や状況をよく見ながら行うことが大切です。 

出血した場合の処置

猫の爪を切る際、爪を切りすぎてしまうことで出血してしまうことがあります。この場合は綿棒などで軽く圧迫し、止血させましょう。もし爪が深く切れてしまった場合は、医療用の接着剤を使用して処置することもできます。また、猫が嫌がってしまった場合は一旦休憩し、落ち着いてから再度挑戦するようにしましょう。

トリマーを利用する方法

猫の爪切りが苦手で、うまく行かなかった場合は、トリマーを利用する方法もあります。トリマーに依頼することで、獣医師が行っているような専門的な爪切りができます。猫にとって負担が軽減される上に、失敗がなく確実に爪切りができます。ただし、トリマーは費用がかかりますので、予算の範囲内で利用するようにしましょう。

まとめ

猫との良好な関係を築くためにすべきこと

猫と良好な関係を築くためには、爪切りが必要不可欠です。しかし、猫たちは爪切りされる事が苦手な子が多いようです。
そのため、あらかじめご褒美を用意したり、猫のリラックスできる姿勢を心がける必要があります。爪切りで出血してしまった場合は、コットンで軽く押さえればよいでしょう。また、猫が嫌がってしまう場合はプロのグルーマーに任せる方法もあります。しかし、追加の費用がかかるため、予算内で済ませるようにしましょう。

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